なぜ人は非合理的な消費行動をとるのか

買い物をした後、物凄く後悔することはありませんか?

欲しくもないものを買ってしまって後悔することは私もよくあります。
私の場合はそれが本で、まだ1ページも読んでいない本が棚にたくさん並んでいます。
なぜそれを買ったのか、言い訳はできるのですが、合理的に説明するのはとても困難です。

私たちは物を買うとき、必ずしも合理的に行動しているとは限らないのかも知れません。
「欲しいから買う」或いは、「必要だから買う」と私たちは考えていますが、人間はそれほど合理的ではないのかも知れません。

ちょっとここで、「心脳迷宮」というブログから、脳に関する文章を引用します。

「熱いものにさわったときには,とっさに手を引っ込めます。熱いから手を引っ込めたとその人は言うでしょう。しかし,そのときの脳における処理を正確に 辿ってみると,熱さという危険をいち早く回避するために,脳はまず手を引っ込める動作を取るよう指令を出します。熱いのを意識化して,より合理的な対策を 立てるのは,それより若干後になります。自らの意識によって手を引っ込めたように思ってしまうのですが,厳密に言えば,それは後付の理由にすぎません。手を引っ込めるとの,熱いと意識するのとのタイムラグはごくわずかなので,意識が先にあるかのように思い込んでしまうのでしょう。

(中略)

人間は,理性を持ち,自らの意識に基づいて行動していると考えるのは幻想にすぎません。
生物であるヒトとしての合理的な外界への対処方法は,上記の例に明らかなように,意識に先立つものであることが少なくないのです。」
心脳迷宮」の中の「人間とヒト」という投稿より)

人は行動をする時、必ずしも意識的に行動をしているとは限らず、意識よりも先に脳が動いて行動に反映されることがあるということでしょう。

私たちが買い物をする際にも同じことが起きているのでしょう。
私たちは、自分の意志で商品を選んだり、行動したりしていると思っていますが、実際はそうではないということです。

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